GビズIDとは、1つのアカウントで複数の行政サービスにアクセスできる認証サービスのことです。
2020年4月より、電子申請の一部の手続きについてこのGビズIDを電子申請における本人確認手段として利用することが可能となり、長崎や佐世保の企業でも導入を検討している会社さんが増えてきたようにも感じます。
- 資格取得届
- 資格喪失届
- 算定基礎届
- 月額変更届
- 賞与支払届
- 被扶養者(異動)届
- 国民年金第3号被保険者関係届
- 転勤届
- 個人番号登録届
サービス開始当初は以上のような手続きが主でしたが、令和2年11月24日から年金関係の一部の手続きについても適用拡大となっています。
ちなみに、特定の法人において2020年4月から電子申請が義務化されている手続きは以下の3つで、
- 健康保険、厚生年金保険被保険者 報酬月額算定基礎届
- 健康保険、厚生年金保険被保険者 報酬月額変更届
- 健康保険、厚生年金保険被保険者 賞与支払届
これらは適用事業所であれば確実に毎年必要な作業であり、
電子申請を取り入れることによってコスト削減につなげられるのではないでしょうか。
従来電子申請は有料の電子証明書を取得するしか方法はありませんでしたが、
このGビズIDは、無料でアカウントを取得することが可能です。
(リンク:経済産業省https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Prime.pdf)
アカウントには種類があり、電子申請そのものに複雑さを感じる事業主の方もいらっしゃるかもしれません。
GビズIDを用いた電子申請導入をご検討の方は、佐世保 みなとまち社会保険労務士事務所までお気軽にご相談ください。